SI センター主催 第6回シンポジウム

生成AI のセキュリティリスクと対策
〜 ハルシネーションやディープフェイクから見る課題 〜

日時

 2024年 8月 9日 (金) 13:30 – 17:00

開催概要

 東京大学情報セキュリティ教育研究センターと次世代知能科学研究センターは「生成 AI のセキュリティリスクと対策」をテーマに、合同シンポジウムを開催します。

 生成 AI が登場して以来、様々な分野における生成 AI の活用が進んでいます。これにともない、生成 AI のセキュリティリスクも顕在化し始めています。例えば、偽の音声や映像を生成するディープフェイクによる問題や、偽データによる AI モデル自体の脆弱性や公平性問題、また、攻撃ツール生成への利用や、データプライバシーといった問題が取り沙汰されています。

 生成 AI を悪用した攻撃、もしくは生成 AI 自体への攻撃をどのように防ぐかは、生成 AI を社会展開するにあたっての重要な課題となりつつあります。そこで本シンポジウムでは、有識者の皆様に現在の生成 AI の動向やセキュリティ対策、また生成 AI 自体のセキュリティ強化について状況を伺い、これらの展望について議論をいただきます。

主催

東京大学 情報セキュリティ教育研究センター (SI センター)

共催

東京大学 次世代知能科学研究センター (AI センター)

登壇者 (調整中含む : 50音順)

近江 崇宏 様 (ストックマーク株式会社)
佐々木 良一 様 (東京電機大学)
高橋 翼 様 (SB intuitions 株式会社)
山口 真一 様 (国際大学グローバル・コミュニケーション・センター)

参加対象者

どなたでも参加可能

参加費用

無料

会場

オンライン開催 (ウェビナーによる開催)

参加申し込み

URL : https://forms.gle/6XoS59iTDoS9LfqC7

プログラム詳細

13:30-13:35 開会の挨拶
13:35-14:05 生成AIによる攻撃に関するリスクアセスメントの試行
佐々木 良一 様 (東京電機大学 名誉教授)
14:05-14:35 AIが拡大する偽・誤情報問題と求められる対策
山口 真一 様 (国際大学グローバル・コミュニケーション・センター 准教授)
14:35-14:45 休憩
14:45-15:15 生成 AI の技術的最新動向とハルシネーションの抑制
近江 崇宏 様 (ストックマーク株式会社)
15:15-15:45 生成AIの安心安全な活用を目指して
高橋 翼 様 (SB intuitions 株式会社)
15:45-15:55 休憩
15:55-16:55 パネルディスカッション
司会 関谷 勇司 (東京大学)
パネリスト(50音順) 近江 崇宏 様
佐々木 良一 様
高橋 翼 様
山口 真一 様
16:55-17:00 閉会の挨拶

SI センター主催 第5回シンポジウム

サイバーセキュリティにおける人材育成

日時

 2024年 3月 4日 (月) 13:00-16:00

開催概要

 セキュリティ人材の育成は重要なテーマとして認識され続けています。人材の不足は約20万人に上ると予想されたこともあり、人材育成の活動は産官学において活発に行われています。ところが、サイバーセキュリティ人材不足の問題は、改善される気配がありません。サイバー社会がより一層の進化を遂げる一方で、サイバー攻撃の対象、種類、回数は増加しており、サイバー脅威の影響は深刻化している現状があります。

 本シンポジウムでは、このような現状を受け、サイバーセキュリティ教育の取り組みについてご講演いただきます。また、パネルディスカッションでは、産官学よりサイバーセキュリティの第一線に立つ方を迎え、どのような人材が不足しているかなど、これまでの人材育成の課題や、その解決方法について議論します。

参加対象者

 どなたでも参加可能

参加費用

 無料

会場

 オンライン開催 (Zoom ウェビナーによる開催)

申し込み方法

参加申込は終了いたしました

プログラム

13:00-13:05 開会の挨拶
13:05-13:25 LINEヤフーのセキュリティ人材育成
日野 隆史 様 (LINEヤフー株式会社 セキュリティマネジメント本部教育部部長)
13:25-13:45 実業務の視点で考える「サイバーセキュリティ専門家になるために必要な努力」
名和 利男 様 (株式会社サイバーディフェンス研究所 専務理事/上級分析官)
13:45-13:50 休憩
13:50-14:10 産業サイバーセキュリティセンターにおける人材育成
門林 雄基 様 (奈良先端科学技術大学院大学 サイバーレジリエンス構成学研究室 教授)
14:10-14:30 技術に走らないオフェンシブセキュリティを意識した人材育成
猪俣 敦夫 様 (大阪大学 教授、CISO、サイバーメディアセンター副センター長)
14:30-14:50 東京大学におけるサイバーセキュリティ人材育成
関谷 勇司 様 (東京大学 SIセンター 教授)
14:50-15:00 休憩
15:00-15:50 パネルディスカッション
モデレータ 関谷 勇司 (東京大学 SIセンター 教授)
パネリスト(50音順) 猪俣 敦夫 様 (大阪大学 教授、CISO、サイバーメディアセンター副センター長)
門林 雄基 様 (奈良先端科学技術大学院大学 サイバーレジリエンス構成学研究室 教授)
名和 利男 様 (株式会社サイバーディフェンス研究所 専務理事/上級分析官)
日野 隆史 様 (LINEヤフー株式会社 セキュリティマネジメント本部教育部部長)
15:50-16:00 閉会の挨拶

SI センター主催 第4回シンポジウム

クラウドの活用とデータセキュリティ
〜 クラウドの利便性とシャドー IT の危険性 〜

日時

 2023年 5月 31日 (水) 15:00-18:20

開催概要

 近年、様々な組織においてクラウドの活用が進み、クラウド活用による生産性向上やコスト削減は、当たり前の要件となっています。クラウド技術の急速な発展と普及に伴い、効率化と柔軟性の向上を享受する一方で、情報漏えいや本来利用が許可されていないクラウドの利用 (シャドーIT) といったセキュリティ上の課題に直面しています。

 本シンポジウムでは、クラウドの活用を促進しつつ、情報セキュリティを確保するための戦略やシャドー IT 対策について議論します。また、技術的な観点からの、インフラ基盤としてのクラウドのセキュリティについても、事業者から状況を伺い、議論を行います。

参加対象者

 どなたでも参加可能

参加費用

 無料

会場

 オンライン開催 (Webex ウェビナーによる開催)

申し込み方法

 URL : https://forms.gle/osXN7QZfDkH4DtmV8

プログラム

15:00-15:05 開会の挨拶
15:10-15:35 NTT東日本におけるクラウド活用とセキュリティ
豊田 敏久 様 (NTT 東日本 情報セキュリティ推進部長)
15:40-16:05 政府におけるクラウド活用とセキュリティ(仮)
坂 明 様 (デジタル庁  CISO)
16:05-16:15 休憩
16:15-16:40 アカデミックにおけるクラウド活用とセキュリティ(仮)
大江 将史 様 (自然科学研究機構 国立天文台 情報セキュリティ室 次長)
16:45-17:10 変わるセキュリティの前提と対策
田丸 健三郎 様 (日本マイクロソフト 業務執行役員 NTO)
17:10-17:20 休憩
17:20-18:10 パネルディスカッション
モデレータ 関谷 勇司 (東京大学 SIセンター 教授)
パネリスト 豊田 敏久 様 (NTT 東日本 情報セキュリティ推進部長)
坂 明 様 (デジタル庁 CISO)
大江 将史 様 (自然科学研究機構 国立天文台 情報セキュリティ室 次長)
田丸 健三郎 様 (日本マイクロソフト 業務執行役員 NTO)
18:10-18:20 閉会の挨拶

東京大学 SI センター・SICT 研究センター合同シンポジウム
「これからの電子メールと情報伝達セキュリティ対策」
〜 電子メールは滅びるのか 〜

日時

 2022年12月21日(水) 13:30-17:45

開催概要

 昨今、マルウェアが添付されたメールや、なりすましによる詐称メール等、電子メールによる情報伝達を取り巻く状況は悪化の一途をたどっている。また、誤送信やマルウェア感染による、意図しないメール送信による情報漏えい事故も頻発している。さらに、迷惑メールの増加にともない重要なメールを見逃すという悪循環が発生している。
 このような状況下において、電子メールによる情報伝達の信頼性は低下する一方であり、限られたグループ内での情報伝達は SNS やグループウェア等に取って代わられようとしている。一方、メールにおける信頼性と完全性、すなわちメールセキュリティを担保するために、添付ファイルでは PPAP と呼ばれる手法が広く用いられている。しかし、そのような対策も効果は限定的であり、むしろ有害となる点の方が多く指摘されている。
 本シンポジウムでは、このような現状を受け、電子メールのセキュリティに関して、企業や組織における利用方法、標準化における新たな取組を通じて、これから先メールセキュリティにおける機密性と完全性、可用性をどう担保するべきなのか、議論を通じて解を探る。

プログラム

13:30 – 13:35 (5分) 開会のご挨拶
13:35 – 14:20 (45分) 暗号化ZIPファイル送付(通称:PPAPの国内利用実態について
(東京大学 空間情報科学研究センター  澁谷 遊野 准教授)
(大阪公立大学 大学院情報学研究科 近藤 大嗣 助教)
14:20 – 15:05 (45分) DNS とメールセキュリティ技術
(東京大学 大学院総合文化研究科 石原 知洋 准教授)
15:05 – 15:15 (10分) 休憩
15:15 – 15:45 (30分) 企業におけるメールセキュリティの全体像
(NTT テクノクロス株式会社 上田 和永 様)
15:45 – 16:15 (30分) なりすましメールの現状と対策 2022​
(株式会社インターネットイニシアティブ 古賀 勇 様)
16:15 – 16:25 (10分) 休憩
16:25 – 17:25 (60分) パネルディスカッション
司会 :  東京大学  関谷 勇司 教授
パネリスト :  独立行政法人 情報処理推進機構 小川隆一  様
東京大学 澁谷 遊野 准教授
東京大学 石原 知洋 准教授
NTT テクノクロス株式会社 上田 和永 様
株式会社インターネットイニシアティブ 古賀 勇 様
17:25 – 17:40 (15分) 質疑応答
17:40 – 17:45 (5分) 閉会の挨拶

対象

 どなたでも参加可能

参加費用

 無料

会場

 オンライン開催 (Webex ウェビナーによる開催)

申し込み方法

 下記 URL から事前登録をお願いします。
 参加登録をして頂いた方に Webex ウェビナーの URL を個別に送付させて頂きます。
 https://forms.gle/kjqBtDHKNvaByTfV8

アーカイブについて

 後日公開予定

お問い合わせ

 東京大学 SI センター : symposium-202212@si.u-tokyo.ac.jp

主催

 東京大学 SI センター

共催

 東京大学 SICT 研究センター

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