第1回 東京大学情報セキュリティ教育研究センターシンポジウムのご案内
2021.02.17
■ 開催趣旨
大学や企業等、組織において情報システムを管理運用するチームは、サイバーセキュリティの脅威に対応するために、サイバー脅威の徴候を示すトラフィック、セキュリティ機器のアラート、ウェブサイトへのアクセス記録など、さまざまなデータを取得し、システムの管理運用のために活用しています。ところが、これらのデータは、セキュリティ研究に有用であるにもかかわらず、個人情報保護や通信の秘密などの法的な規制もあり、セキュリティ研究のためには十分に利活用されていない現状があります。
今回のシンポジウムでは、このような状況を踏まえ、サイバーセキュリティに関する先端的な取り組みをご講演いただくとともに、パネルディスカッションでは、情報セキュリティや法律を専門とされるパネリストを迎え、サイバーセキュリティ研究においてデータ利活用を推進するうえで妨げとなっている問題点やその対応について議論します。 サイバーセキュリティに関心のある方のご参加を広く歓迎いたします。
■ 開催日時
3月11日(金)10:00 – 12:00
■ 開催場所
オンライン開催(Zoomでの開催を予定) 参加費無料
■ プログラム
10:00 開会あいさつ
中村宏(東京大学情報セキュリティ教育研究センター)
10:05 (国立情報学研究所の取り組みのご紹介)
高倉弘喜(国立情報学研究所 教授)
10:35 (情報通信研究機構の取り組みのご紹介)
井上大介(情報通信研究機構 サイバーセキュリティ研究所サイバーセキュリティネクサス ネクサス長)
11:05 休憩
11:10 「データ利活用に向けたパネルディスカッション」
司会:工藤知宏(東京大学情報基盤センター 教授)
登壇者(五十音順)
井上大介(情報通信研究機構 サイバーセキュリティ研究所サイバーセキュリティネクサス ネクサス長)
宍戸常寿(東京大学大学院法学政治学研究科 教授)
関谷勇司(東京大学情報理工学系研究科 教授)
田浦健次朗(東京大学情報基盤センター長 教授)
高倉弘喜(国立情報学研究所 教授)
12:00 閉会あいさつ
関谷勇司(東京大学情報セキュリティ教育研究センター)
■ 参加申込み 氏名、ご所属、メールアドレスを明記の上、参加申し込みフォーム より参加登録を行ってください。
■ 問い合わせ先 symposium2021#si.u-tokyo.ac.jp(#を@に置き換えてください)
■ 主催 東京大学情報セキュリティ教育研究センター