東京大学 SI センター・SICT 研究センター合同シンポジウム
「これからの電子メールと情報伝達セキュリティ対策」
〜 電子メールは滅びるのか 〜
日時
2022年12月21日(水) 13:30-17:45
開催概要
昨今、マルウェアが添付されたメールや、なりすましによる詐称メール等、電子メールによる情報伝達を取り巻く状況は悪化の一途をたどっている。また、誤送信やマルウェア感染による、意図しないメール送信による情報漏えい事故も頻発している。さらに、迷惑メールの増加にともない重要なメールを見逃すという悪循環が発生している。
このような状況下において、電子メールによる情報伝達の信頼性は低下する一方であり、限られたグループ内での情報伝達は SNS やグループウェア等に取って代わられようとしている。一方、メールにおける信頼性と完全性、すなわちメールセキュリティを担保するために、添付ファイルでは PPAP と呼ばれる手法が広く用いられている。しかし、そのような対策も効果は限定的であり、むしろ有害となる点の方が多く指摘されている。
本シンポジウムでは、このような現状を受け、電子メールのセキュリティに関して、企業や組織における利用方法、標準化における新たな取組を通じて、これから先メールセキュリティにおける機密性と完全性、可用性をどう担保するべきなのか、議論を通じて解を探る。
プログラム
13:30 – 13:35 (5分) | 開会のご挨拶 |
13:35 – 14:20 (45分) | 暗号化ZIPファイル送付(通称:PPAP) |
(東京大学 空間情報科学研究センター 澁谷 遊野 准教授) (大阪公立大学 大学院情報学研究科 近藤 大嗣 助教) |
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14:20 – 15:05 (45分) | DNS とメールセキュリティ技術 |
(東京大学 大学院総合文化研究科 石原 知洋 准教授) | |
15:05 – 15:15 (10分) | 休憩 |
15:15 – 15:45 (30分) | 企業におけるメールセキュリティの全体像 |
(NTT テクノクロス株式会社 上田 和永 様) | |
15:45 – 16:15 (30分) | なりすましメールの現状と対策 2022 |
(株式会社インターネットイニシアティブ 古賀 勇 様) | |
16:15 – 16:25 (10分) | 休憩 |
16:25 – 17:25 (60分) | パネルディスカッション |
司会 : 東京大学 関谷 勇司 教授 パネリスト : 独立行政法人 情報処理推進機構 小川隆一 様 東京大学 澁谷 遊野 准教授 東京大学 石原 知洋 准教授 NTT テクノクロス株式会社 上田 和永 様 株式会社インターネットイニシアティブ 古賀 勇 様 |
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17:25 – 17:40 (15分) | 質疑応答 |
17:40 – 17:45 (5分) | 閉会の挨拶 |
対象
どなたでも参加可能
参加費用
無料
会場
オンライン開催 (Webex ウェビナーによる開催)
申し込み方法
下記 URL から事前登録をお願いします。
参加登録をして頂いた方に Webex ウェビナーの URL を個別に送付させて頂きます。
https://forms.gle/kjqBtDHKNvaByTfV8
アーカイブについて
後日公開予定
お問い合わせ
東京大学 SI センター : symposium-202212@si.u-tokyo.ac.jp
主催
東京大学 SI センター
共催
東京大学 SICT 研究センター